入出庫作業の運用のやり方
入庫や出庫作業の運用のやり方です。
在庫管理は、基本的には簡単です。
品物(原材料、部品、製品など)が入庫すると在庫になります。
お客様へ出庫(出荷)すると在庫がなくなります。
でも、棚卸しをすると、いつも在庫台帳やコンピュータの在庫データを実際の在庫が異なります。
■何故でしょうか?
■データと実際の在庫が異なるのは次のような、いろいろな原因があります。
- 入庫時に現物と帳票(納品書)を確認していない。
- 入庫時、納品書通り在庫台帳に記入していない。またはコンピュータに入力していない。
- 入庫時、在庫台帳への記入やコンピュータへの入力を忘れている。
- 出庫時に帳票(出庫伝票)に記帳していない。
- 出庫時、帳票通り在庫台帳に記入していない。またはコンピュータに入力していない。
- 出庫時、在庫台帳への記入やコンピュータへの入力を忘れている。
などです。
■必ず、入出庫する時に次のような運用ルールを決めて守る必要があります。
- 品物の受け入れは必ず現品と納品書の照合をおこなう。
- 品物の受け入れは仮置き場を作っておこなう。
入庫済みの品物と混ざらないようにします。
- 品物が入庫したら入庫伝票に速やかに記帳する。
- 入庫伝票は、在庫台帳へ記帳する。または、コンピュータへ入力する。
- 出庫時も必ず現品と出庫伝票を照合する。
- 出庫したら出庫伝票をを速やかに在庫台帳に記帳する。
または、コンピュータへ入力する。
入庫、出庫時にはきちんと守りましょう。
●「在庫管理の運用」の関連ページです。
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