内部統制と在庫管理
内部統制と在庫管理についてです。
内部統制を行うためには、いろいろな業務で内部統制を整備する必要があります。
業務上の不正やミスなどのリスクをいかに防ぐかということです。
在庫管理における内部統制は、どのようなことをおこなう必要があるのでしょうか。
■1.在庫管理業務とは
在庫管理業務とは、仕入先から納品された商品を適切に保管する業務です。
製造業では、原材料や部品、仕掛品も含まれます。
在庫は、財務諸表の貸借対照表の棚卸資産、在庫損失が発生すると損益計算書にも影響を与えるのでとても重要です。
在庫管理をおこなうには、
- 数量の管理
- 品質の管理(品質を保つための管理)
- 盗難の防止
■2.在庫管理のリスク
在庫管理業務でのリスクには次のようなものがあります。
- 在庫の数量が不足することで販売の機会を逃すリスク(品切れのリスク)
- 在庫の保管状態が悪いために品質の低下を招くリスク
- 物理的なセキュリティが不十分なために盗難による損失が発生するリスク
- 入庫や出荷差業に入力ミスが発生するリスク
などがあります。
■3.在庫管理業務における内部統制活動
在庫管理業務における内部統制活動には次のようなものがあります。
- 関連情報との照合をおこないます。
在庫管理においては、在庫情報を正確に把握することが重要です。
電話だけではなく、必ず帳票を使用します。
その為には、入庫に関しては、「検収データ」などを、出庫に関しては「出荷データ」などを利用します。
その帳票をもとに、在庫管理システムなどに入力して在庫を管理してゆくのがよいですね。
- 実地棚卸
実地棚卸をおこない、在庫管理システム(商品台帳)などによって管理される在庫データ(商品、数量)と実際に保管されている商品、数量を比較することで在庫差異を把握、分析します。
差異があれば、原因を調査し、対策をおこないます。
そして、在庫管理システムの在庫データを修正します。
- 盗難防止対策
在庫の盗難防止の為に、商品、原材料、部品などが保管されている倉庫への入退室ができる担当者を制限します。
また、入退室の記録を取ります。
カードなど機械的に管理できるのがいいですね。
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