MRPシステム(製造業)


次に、製造業で使用されている「MRPシステム」についてお話します。

流通業や小売業で使用されているのは、POSシステムと呼ばれているものです。
在庫管理の「定量発注点方式」のやり方を使用しています。

製造業では、在庫管理と生産管理が密接に関係しています。

在庫数量を把握することができても在庫削減をおこなったり、部品や原材料の在庫管理、
発注管理をおこなうには、正しい生産計画を立てる必要があります。

その生産計画や部品の発注計画を立てるやり方として、MRPというやり方があります。
生産管理手法の一つです。

MRPとは、Material Requirement Planningの略です
日本語で、「資材所要量計画」と呼ばれています。

MRPは、「エムアールピー」と読みます。

MRPは、
部品表と基準生産計画をもとに資材の所要量を求め、これを基準に資材の発注、納入、出庫をコントロールするシステムです。

かなり昔からあるやり方です。

これは、在庫管理の「定期発注点方式」のやり方を使っています。

例えば、
基準生産計画を基にして、毎週、資材の所要量を求め、在庫を引いて、発注量などを計算しています。

でも、これは、在庫管理システムではなく、生産管理システムの中に入れています。
在庫の把握だけではなく、製品の生産計画の作成や部品や原材料の調達(発注)計画まで
作っていますので、範囲が少し大きいですね。


次に、やり方が少し進化しました。

MRP2というやり方が出てきました。


MRP2とは、Manufacturing Resource Planningの略です。
日本語で「生産資源計画」と呼ばれています。

MRP2は、「エムアールピーツー」と読みます。

MRPは、部品や原材料だけを考えていたのですが、在庫削減をおこなうためには製造全体を
考える必要がでてきました。
MRP2は、MRPを生産能力計画、人員計画、物流計画までカバーするシステムです。

MRPやMRP2の生産計画の指示は、すべて中央の計画立案部門から全工程に同時に押し出されていくので、「押し出し方式(プッシュ方式」と呼ばれています。



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在庫が経営に与える影響

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