需要予測のやり方


今回は、需要予測についてのお話です。

定期発注点方式では、一定期間ごとに発注します。

発注量は

発注量=(発注間隔+調達期間)x使用予定量+安全在庫-現在の在庫量-現在の発注残

で計算します。

この中で、一番難しいのが「使用予定量」の把握です。

将来、どのくらい需要があるのかを把握する必要があります。
予定の数量です。

■需要を予測するにはいろいろな方法があります。
  1. お客様からデータを貰う
    お客様が企業であれば将来の需要のデータを貰うことができます。
    でも、小売業では、お客様は消費者ですので難しいですね。

  2. 営業の人が需要のデータを作成します。

  3. 統計的に需要を予測します。
    過去のデータをもとに将来の需要を予測します。

    • 時系列分析法
      過去の実績を平均する方法です。
      平均は1年間、6ヶ月間、3ヶ月間などにします。
      重みづけをする場合もあります。

    • 移動平均法
      昨年の実績などから当月の前後の実績データを平均して今年の予測をおこないます。

    • 指数平滑法
      重み付けを指数的におこなうやり方です。

    • 加重移動平均法
      移動平均法に実績値の重みづけをおこないます。

    などが主なものです。
    この中に季節変動を入れる場合もあります。

    まだ他にもいろいろな方法があります。


この需要予測がうまくいけば在庫の問題などはありません。

でも、これが当たらないのです。

昔、移動平均法や指数平滑法に季節変動をいれて需要予測をコンピュータでシミュレーションしました。

すると、すごい需要量になりました。
倉庫がいくつも必要になりました。

結局、統計を使った需要予測のデータは使用しませんでした。
この中には、景気動向が入っていませんでした。

最終的には、営業の人がお客様からのデータをもとに作成した需要予測データを使用しました。

統計のデータを使用する場合はよく検討する必要があります。


小売業では、需要予測が必要ですが製造業では可能な限り受注生産ができる体制を作るべきですね。



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在庫が経営に与える影響

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